日別アーカイブ: 2017年3月8日

後遺障害とは?

「交通事故の後遺症があって…」など、「後遺症」という言葉は日頃からよく使われますが、「後遺症」と「後遺障害」は、厳密に言うと異なりますので注意が必要です。後遺障害の定義は、交通事故によって受けた精神的、肉体的な傷害で、将来的に回復の見込めない状態であること、交通事故とその症状の因果関係が認められ、かつ医学的に証明、説明できるもの、そして労働能力の低下を伴っており、自賠法施行令の等級に該当するもの、というものです。後遺障害の等級は1級から14級まであり、症状によって等級が認められることになりますが、等級の認定を受けた場合、等級に応じて慰謝料を請求することが可能です。ここで重要なことは、定義の一部にもなっている「将来的に回復の見込めない状態であること」という一文で、いくら治療してもそれ以上回復しないと判断された場合に限って等級が認められることになり、完治した場合には後遺障害による慰謝料の請求はできなくなることにあります。事故との因果関係が無いと判断されれば勿論、等級認定を受けることはできませんので、医者の判断をいただくことは重要です。

当サイトでは、後遺障害の認定までの流れと、認定のために必要なことを紹介していきます。等級を認定してもらうためには、どのような手続きが必要で、またどのような書類が必要となるのでしょうか。交通事故に遭った場合や起こしてしまった場合に必ず役に立つ基礎知識を見ていきましょう。